岡谷市加茂町の県営住宅小井川団地建替えに係る設計プロポーザルについて審査委員会(宮本忠長委員長)は1日、優秀案に倉橋英太郎建築設計事務所(松本市)を特定した。所管する県住宅課では、月内にも同者と随意契約を結び、18年2月末(うち基本設計は17年10月末)の期限で業務を委託する方針。なお、次点はアーキディアック(松本市)。
これは、1次審査通過者5者により同日開いたヒアリング及び2次審査の結果決めたもの。同者の提案によると、建物規模はW造3F延べ1632㎡で、住戸形式は1DK3戸、2DK9戸、同(車椅子対応)8戸、3DK4戸。シンプルな構造・デザインや、南側の開放性などが高く評価された。
建設は18~19年度の2か年で予定。併せて自転車置場、児童遊園、駐車場、集会所といった付帯施設も整備する。概算事業費は4億3000万円程度を見込んでいる。