所沢市は、所沢小学校給食室増築事業および小手指小学校同改築事業に着手するため九月補正予算案に十二年度までの継続費を盛り込んだ。
継続費は所沢小が総額三億一、九〇〇万円(十一年度一、五九五万円・十二年度三億三〇五万円)、小手指小が総額三億四、〇六〇万円(十一年度一、七〇三万円・十二年度三億二、三五七万円)。順調に進めば十月にも建築・電気・機械などに分離して工事発注する見込み。
両校ともに施設の老朽化などの理由により計画され衛生管理の向上を目的に水を床に流さないドライシステムを採用する。内包施設は事務室、受け入れ室、研修室、休憩室、更衣室、トイレ、配膳用エレベーターなど。
所沢小給食室増築は約二四〇㎡の既存施設にS造二階一部四階延べ床面積約三六〇㎡を増築する。供用開始は昭和四十七年で設計は見沢工務所(所沢市)が担当。所在地は元町三-三七。
九月補正予算案に測量委託五〇万円、物件調査委託一四一万円、監理委託三〇万円を設定。
一方の小手指小改築は既存施設RC造約一一五㎡を解体したのちS造二階一部三階建て延べ床面積約四六七㎡に改築する。昭和四十四年から使用され、楠山設計(千代田区)が設計を手掛けた。所在地は北野六一九。
同予算案に測量委託三六万円、物件調査委託一二六万円、監理委託三三万円を計上。