県企業局団地課が計画している館林渡瀬南部工業団地造成事業は、現在館林市を窓口に用地交渉が進められており、取得後ただちに造成工事に着手する方針。
場所は、県道佐野行田線と東武佐野線が交差する北東側に位置する約9・7ha。現況は農地となっており、東武鉄道を挟んで北部工業団地に隣接している。
館林市が市街地の住工混在解消のために施行する土地区画整理事業の受け皿として、同市の要請を受けオーダーメイド型の団地を造成し、造成後同市土地開発公社へ一括譲渡するもの。
計画区域は約9・7haで、エリア内には公園1か所、調整池1か所(処理能力1万立方m弱)、道路等の公共施設を整備。これらの公共用地を除いた市への譲渡面積は約7・4haとなる見込み。