つくばエクスプレスの万博記念公園駅へのアクセス道路で、沿線の「田園都市島名」地区の骨格となる都市計画道路新都市中央通り線など4路線(合計L2380m)と駅前広場(5000㎡)が完成。
県土木部都市整備課および企画部新線沿線整備課では、今月12日に開通式を行い、供用開始した。
新都市中央通り線は、駅東側をTXに沿って走る都計道(県道取手つくば線)。今回開通したのは、県道土浦坂東線までの延長1230m、幅員30m(4車線)。
その他、島名上河原崎線(L430m、W30m、県道土浦坂東線)、島名駅前通り線(L590m、W23m、つくば市道5-4802号線)、島名駅前広場線(L130m、W25m、市道5-4803号線、駅前広場含む)も開通した。
駅前広場は西口に整備し、東口とは自由通路で接続する。バス4バース、タクシー2バースを備えるほか、シェルターなどを建設。
景観面では、無電柱化や四季を感じる植栽などを整備。環境面では、騒音抑制効果がある排水路舗装、雨水貯留浸透システムを採用した。また、ユニバーサルデザインとして歩道と車道の段差をなくし、視認性の高い視覚障害者用ブロックも設置。駅東口には岡本太郎氏のモニュメントも置いた。
駅周辺では、まちづくりセンターや借上型県営住宅が建設される。