稲敷郡阿見町は、本郷第一土地区画整理事業地内における商業施設の出店希望者らを対象に、土地利用のアイデアを募集している。保留地の販売促進に向けて、事業地内の目玉となるような商業施設のアイデアを募集し、にぎわいある街づくりにつなげていくのがねらい。応募期間は今月31日(水)まで。
町では、JR常磐線荒川沖駅東から1kmほど離れた本郷地区に、町の新しい玄関口となる市街地形成を目指して土地区画整理事業を施行中。秋からは、一部宅地(保留地)の分譲を開始するほか、荒川沖駅からの延伸道路、都市計画道路「荒川沖寺子線」(4車線、幅員26m)も年度内に開通を予定している。
この募集は、市街化の早期実現と地権者の土地活用促進、保留地の早期販売を目的として、事業地内に核となる商業施設の出店あるいは進出の意向者を対象に、土地活用のアイデアを募るもの。
対象者は、おおむね2500㎡以上の保留地を取得するとともに、その周辺民有地を取得または借地して、事業地内の核となる商業施設の出店、あるいは進出意向のある者を対象とする。
審査後、実現性のあるものについては、保留地の随意契約による売却や土地所有者の情報等を提供して、出店・進出を支援していく予定だ。
詳しい問い合わせは町区画整理課(029-888-1111内線234)まで。