国分寺市はこのほど、(仮称)国分寺市地域障害者総合福祉センター建設工事に伴う基本設計を東急設計コンサルタント(目黒区03-3715-1321)に委託した。同社は基本構想も担当している。設計工期は十二年三月十五日を予定、十二年度には実施設計へ移行する方針。
事業は長期総合計画の中で後期(十四年度以降)の建設計画として盛り込んでいるもの。十二年度実施設計後の事業スケジュールは、十三~十四年度の二か年施工とし、十五年度のオープンを目指している。
市の三か年実施計画(十一~十三年度)では、十二年度実施設計に二、七五六万円を、十三年度に一億六、六四二万円の工事費を設定している。
施設建設予定地は、西国分寺地区特定住宅市街地総合整備事業対象区域内の西側地区にあたる。現在建設を進めている保健医療福祉拠点中央施設に隣接して整備する方針。
市では身体障害者福祉センターと知的障害者通所更生施設との合築施設として建設する方針。施設規模は約二、〇〇〇㎡を構想しているが、変更もありうる状況。施設内容についても現段階では未定で、今後設計を進めていく中で具体化していく考え。
建設計画のこれまでの経緯は、十年七月から基本構想検討委員会で協議を開始、七回の会合のほかに小金井市や清瀬市の同様施設視察を実施している。年度末に基本構想案を策定、今年度六月議会において同案が了承されたため、基本設計委託に向けて準備が進められていた。