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まちづくり交付金積極活用/柴田都市・地域整備局長就任会見

2005/08/29 本社配信

 8月2日付で国土交通省都市・地域整備局長に就いた柴田高博氏は24日、就任会見を行った。「人口減など、日本社会全体が大きな曲がり角にきており、まちづくりも大きな変革期。今までの政策を、社会を先取りするようなものへ作り直す必要がある。日本の持っている知恵と能力は世界に負けないもの。まちづくりという観点で、それを伸ばしていきたい。知恵との勝負」と抱負を語った。

 まちづくり交付金については「今後も積極的に活用していく」と、18年度予算における金額増を示唆しており、中心市街地活性化に対しても、「新しい助成制度を考えていきたい」と、前向きな発言。

 重要課題となる地域活性化ついては、「都市というものを、もう一度見直す必要がある。中心部における、にぎわいの役割は重要。市民の幸せに繋がるまちづくりをして活性化することが、大きな使命だと思っている」と話す。

 都市・防災対策については、公園の重要性を説く。「大規模な公園や地域社会の公園などを適切に配置する必要がある」とし、それが「足腰の強い、防災に強いまちに繋がる」と述べた。



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