飯能市は双柳南部土地区画整理事業について、2回目の事業計画変更をするべく、9月8日まで計画案の縦覧を行っている。主な変更内容は、15年間の施行期間延伸や、事業量増加に伴う事業費の増加、さらに学習等供用施設の設置などを新たに盛り込んだことなど。
市施行による双柳南部土地区画整理事業は、西武池袋線・東飯能駅から約1kmの距離。面積は48・5ha。都市計画決定は平成4年7月31日。事業計画公告日は同年12月10日。
事業計画は日本測地設計さいたま支店(さいたま市、電話048-648-9993)が担当した。
公共施設は都市計画道路が7路線。阿須小久保線(延長630・34m、幅員18m)、久下六道線(延長677・04m、幅員8m)、東原巽原線(延長548・69m、幅員12m)、巽原滝ノ上線(延長487・51m、幅員12m)、東原六道線(延長178・66m、幅員9m)、六道巽原線(延長550・80m、幅員9m)、巽原清水ノ上線(延長240m、幅員9m)。
今回の変更で、期間は18年度末から34年3月31日まで延伸。人口計画は、これまで1haあたり約100人として4700人だったのが、約75人として3600人になった。
地区センターの整備計画は当初、「集会施設等を併設した総合コミュニティセンター」としていたのが、学習等供用施設になった。
街路は総延長1万6915・96mから1万7000・78mに、これに伴い公共施設整備の区画街路費も10億8928万4000円から、10億9461万円へと増額する。総事業費は202億6600万円。