記事

事業者
山梨県甲斐市

来月25日まで再延長/双葉SAスマートIC実験

2005/08/31 山梨建設新聞

 国土交通省、道路公団、県土木部、甲斐市など関係者で構成する「双葉SAスマートIC社会実験協議会」は、中央自動車道・双葉サービスエリア(SA)で、進めているスマートICの社会実験の実施期間を来月25日まで再延長することを決めた。同実証実験については、当初の計画で4月25日~7月25日までの3か月間の実施を予定していたが、夏休みやお盆の時期の利用状況を把握するため、今月末まで実験期間を延長していた。夏休み期間以降の利用が順調に増えているため、さらに実験期間を延長し、利用状況を検証することにした。

 中央自動車道双葉SAでは、昨年度に社会実験箇所の採択を受け、ETC専用の仮のインターチェンジを設置し、利用の状況や利用者アンケート調査等を通じ、渋滞緩和等の効果や運営上の課題等や、整備効果等について検証を行う。

 国土交通省では、同運用実験の結果を踏まえ実験箇所も含めた全国の高速道路で整備効果の高い箇所などを選定し、ETC専用ICの設置を進めていく計画で、同協議会では双葉SAへのETC設置の恒久化を目指した取り組みを進めていく考えだ。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら