国交省北陸地方整備局新潟国道事務所は31日、「横雲バイパス緑地活用検討委員会」(委員長=石沢進積雪地域植物研究所所長)の第2回会議を新潟市で開催。同バイパス敷地内で計画のエコロード整備に関する協議・検討を行った。
これは、一般国道49号横雲バイパスと旧道との終点側交差点部道路敷地(新潟市亀田曙町地先、敷地面積約7800㎡)を対象に緑地活用を目的とした本格的なエコロードの整備を実施するもの。
当日は、事務局が整備に向けた基本方針・整備計画案について説明。委員からは▽住民利用の自由度▽給排水の方法▽水質条件等について活発な意見が出された。
主な整備方針は次の通り。
▽遮蔽機能=盛土による堤防化、植栽による遮蔽
▽生態系の生息・生育環境創出機能=生態系の生息・生育を踏まえた多様性のある水辺空間(水域・水際・湿地)の形成、陸域から水際・水面に至る多様な生態系の生息・生育空間となる植生環境整備
▽維持管理・活用機能=外周フェンスによる侵入等抑制施設と維持管理施設(管理用通路等)、観察用空間としての施設整備(観察デッキ等)・フェンスの一部に観察窓
同委員会では、次回第3回委員会において整備計画を策定する方針。