あがつまふれあい公園の都市計画決定により、所管を吾妻町ダム・生活環境課から移管された同町建設課は今後、公園法に基づき整備を行っていく計画で、今年度は用地交渉を促進、早ければ10月にも用地の購入を図る方針を明らかにした。
同公園は、三島地区上郷の県八ッ場ダム水源地域対策事務所が整備を進める町道5284号線沿い、一級河川吾妻川右岸側の敷地面積約5・24haへ建設を予定。内部には、憩いの場ゾーンと健康増進施設ゾーンとを併設する。憩いの場ゾーンでは、芝生をメーンとし、健康増進施設ゾーンには、足湯等の温泉施設を設置する。
同公園整備は、水特法(水源地域対策特別措置法)に基づく事業として計画され、水没周辺地域の生活環境、産業基盤等を計画的に整備し、関係住民の生活安定や福祉の向上を図るもので、工事は19年度からを想定、17年度の当初予算では、用地購入費として3億3000万円が計上されている。
なお、詳細設計は玉野総合コンサルタント(高崎市栄町19-5電話027-324-0711)が担当した。