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国土交通省

早急に災害対策を/峰久幸義国土交通審議官

2005/09/05 本社配信

 国土交通省の峰久幸義国土交通審議官は就任会見で、「入省して33年経ったが、当時と今とでは政策の方向が違うケースが多々あり、私が当時担当していた地価対策や宅地対策などは、一回りしたという感もある。舵をきちんと取るために新しい芽を育て、着実に一歩を踏み出す努力をしたい」と抱負を述べた。

 社会資本整備のあり方については、「財政状況は非常に厳しいが、必要なものはまだ沢山ある」との認識を示し、災害対策の推進に関しては「(事業の)1丁目1番地。すぐにでも、できるだけのことをやる。豪雨や津波への対策は、堤防整備のほか、ハザードマップなどのソフト面と一体的に進めることが大切。地震対策は、既存施設の耐震補強を早急に進める必要がある」と述べた。



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