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群馬県前橋土木事務所

前橋土木が2河川で堤防強化

2020/10/06 群馬建設新聞

県前橋土木事務所は、桃ノ木川など2河川で堤防強化工事を実施する。県利根川中域圏域河川整備計画に基づくもので、堤防の浸透崩壊や法面すべり崩壊などへの対策が目的。いずれも月内に指名通知する。

同計画に基づいて整備するのは桃ノ木川と広瀬川、荒砥川。うち、荒砥川は2分割で2日に指名通知しており、20日に開札する。ほか2河川も設計作業の最終調整が行われており、まとまり次第、速やかに指名通知する考え。

桃ノ木川は前橋市三俣町のセブンイレブン前橋三俣3丁目店(三俣町3-2-28)周辺から下流に向かい、県立県民健康科学大学(上沖町323-1)周辺までの1400m区間。右岸側を対象とする。設計はニュージェック(大阪府大阪市)が担当した。

北関東道駒形インターチェンジ周辺を施工する広瀬川は右岸1100mが対象。主要地方道藤岡大胡線との交差部周辺から下流に向かい、伊勢崎市との行政境周辺までを施工する。設計はオリエンタルコンサルタンツ(東京都渋谷区)がまとめた。

工事はドレーンを用いた浸透対策工事となる。ふとんかごからの雨水を受け止めるU字溝設置も見込まれる。設計の成果次第では、各河川ともに分割発注の可能性もあるとしている。河川整備計画に掲げられている工事は20年度の発注で完了となる。

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