国交省北陸地方整備局長岡国道事務所は、中越大震災で被害を受けた一般国道１７号「和南津トンネル」（川口町和南津）の技術検討業務を、在京の先端建設技術センターに委託した。期間は平成１８年３月３１日まで。

　同トンネルは、地震により覆工の剥落や側壁が押し出されるなど被災したため緊急復旧工事を実施したが、車線幅員の減少等により、通行車両制限が生じている。そのため、盤下に桁を介してＪＲ上越線に接するという特異な環境にある同トンネルの幅員拡幅や、代替案について技術的な検討を行う。検討は検討会を設置して進める見通しだ。