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埼玉県飯能市

飯能合流式下水道改善/近く詳細設計移行

2005/09/15 埼玉建設新聞

 合流式下水道改善事業について飯能市は、現在日本下水道事業団と調整を行っており、近く詳細設計業務を委託する。事業は国庫補助を受け、今年度から5か年で実施。工事は4か所のスクリーン設置から始める計画で、今年度行う詳細設計は、入間川の最下流部にあたる川寺地内の願成寺付近が対象。

 合流式下水道改善計画は、日本上下水道設計関東事務所(さいたま市、電話048-824-0092)が16年度に担当。380・4haを対象に計画をまとめた。モニタリング調査も同社が担当。15、16年度にまたがり、3回の測定を実施した。

 対象エリアは、東町、仲町、南町など西武線飯能駅やJR東飯能駅周辺などを中心とした旧来の市街で住宅などが密集している。

 対象地区では、藤田堀1、入間川への雨水吐3か所の計4吐口がある。これに対して<1>スクリーン設置<2>貯留管設置<3>滞水池設置―などの工事により、改善を図る。スクリーンは、すべての吐口に設ける。

 当初予算では詳細設計委託料262万5000円、水質検査委託料350万円などを計上した。



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