県土木部は、「公営住宅(新潟地区)早通南21号棟住戸改善工事」を計画。設計業務を受託した県建築設計協組では、先に組合内で設計方針提案競技を開催。審査の結果、(有)石動建築設計事務所(新潟市)が最優秀提案者に決まった。
同組合では、組合員の切磋琢磨と技術力・提案力の向上を図る目的から組合内で設計競技を開催している。今回は18点の応募の中から最優秀提案者を特定した。
優秀賞は(株)堤建築設計事務所(新潟市)及び悠建築設計室(上越市)、佳作は(株)藤田設計(新潟市)及び(株)小林設計(三条市)だった。
新潟市豊栄早通にある同住宅団地の住戸改善事業では、狭小な既存施設について住戸の改造工事や附帯施設等の整備、景観の改善を行うことで居住水準の向上を図る。
対象施設は中層耐火RC構造5階建てで、40戸。
工事は、建築工を公募型で、電気及び衛生設備工を簡易公募型でそれぞれ年明けにも発注する見通し。工期は約14か月間。
当初予算には事業費1億7558万7000円を計上したほか、債務負担行為で18年度までの限度額2億4458万5000円を設定している。