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富岡地域医療事務組合

岩井建設らが受注/富岡総合病院改修工

2005/09/29 群馬建設新聞

 公立富岡総合病院(富岡市富岡2073-1)の5B病棟等改修工事を計画している富岡地域医療事務組合(管理者=今井清二郎富岡市長)はこのほど、3分離で工事の入札を行い建築工事を岩井建設が8550万円、機械設備は高砂熱学工業が5340万円、電気を関電工が3700万円でそれぞれ受注、近く着工し18年3月末の完成を目指す。

 同病院中央棟(一般病棟)の5階に位置する産婦人科病棟及びを時代に即した空間へと改善を図る計画。具体的には、全ての個室にトイレや洗面所などを確保するとともに個々の空間も広げ、快適な医療サービスを提供していく。また、これまで別々の場所で出産と産後の回復を行ってきたが、これを集約した個室を1室新たに設ける。病床数などは設計中のため流動的だが、47床から27床へと減少させ、各個室のコミュニティースペースの充実を図り、自宅の雰囲気を創出する。さらに、小児科病棟の個室とプレイルームも増設する計画で、出産や小児治療のための環境を大幅に改善する。設計は横河建築設計事務所(東京都目黒区下目黒2-20-28電話03-3492-7441)が作成した。

 また、同組合では、この改修を老朽化している一般病棟改善の第一段階と位置づけ、今後も計画的な改修を視野に入れている。



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