宇都宮市は、九月補正予算の都市開発資金事業特別会計四億二千二百五十六万千円を、戸祭山緑地(山本町・戸祭町、約二三・五ha)の用地取得に充てる。これまでに、約六割ほどの用地を取得しており、今後も早期に残る用地の取得を実施。将来的には、都市緑地として整備していく考え。
戸祭山緑地は、市の中心部から北側にある八幡山公園から、競輪場通りを挟んで北側に当たる。西側には市斎場、東側には昭和小学校言語障害児分校、北側にはゆたか団地や戸祭台団地などがあり、人家が密集している。
八幡山とならんで、地区の貴重な緑環境となっており、人びとに憩いと安らぎを与えている。そのため、平成元年二月に都市計画決定。将来的に、都市緑地として自然を生かした整備を図っていく方針。