川越市は、河越館跡史跡公園整備説明会を11月5日午後1時30分から、川越西文化会館(メルト)ホールで開催する。
国指定史跡である河越館跡を史跡公園として保存整備するにあたり、史跡の保護と活用について広く知らせるのが目的。
午後1時から受付を開始し、第1部は記念講演会として、埼玉大学名誉教授の田代脩氏による『河越氏と河越館跡』、第2部は<1>河越館跡史跡整備の内容について<2>河越館跡の発掘調査成果について、市民説明会を行う。
定員は350名。受付は当日会場で行う。参加費は無料。
河越館跡史跡整備については、現在基本設計書の作成を進めるとともに、1期整備の内容を検討中。部分的な改修に加えて、展示施設の建設も構想している。18年度は実施設計へ移行する。
河越館跡史跡は、全体面積約4万8500㎡。城館址は、常楽寺などを含み、川越橋から程近い上戸地域に位置している。昭和59年から国指定の史跡になっている。
整備基本設計書作成業務は、歴史環境研究所(白岡町、電話0480-92-2812)が担当している。
問い合わせは教育委員会生涯学習部文化財保護課調査係(電話049-224-8811(内線2863)