稲敷市は、結佐住宅(第2期)の本体工事を11月ごろに指名競争入札で発注する予定だ。RC造6階建て24戸の1棟が対象。匠・須藤建築設計JVが10月末日を目途に設計を進めている。17・18年度の2か年継続で、このうち今年度の当初予算には工事費1億1243万2000円を計上している。
結佐住宅(結佐2534番89号ほか)は、国道125号沿いの旧東中学校跡地、敷地1万7430㎡に、県と市の共同でRC造6階建て4棟96戸(県営48戸、市営48戸)の建設が計画されている。
すでに、県営が1号棟として24戸、市営が2号棟として24戸で完成しており、このうち市営に関しては平成15・16年度に第1期工事として実施、総工費3億7800万円を投じた。
市営の間取りは2DK(DK8畳、和室6畳、洋室6畳)が6戸、2LDK(LDK14畳、和室6畳、洋室6畳)が18戸。
延べ床面積が1789・16㎡で、建築面積が360・49㎡、住居専用面積は2DKが54・08㎡、2LDKが62・01㎡。
現在、第2期の工事に向けて今年8月ごろから匠・須藤建築設計JVが随意契約にて詳細な設計業務の策定を進めている。
今回の工事に関しても、第1期工事と同様、RC造6階建て24戸を想定しており、間取りも2DKが6戸、2LDKが18戸となる予定。
11月ごろには指名競争入札にて本体建築工事をはじめ、電気工事、設備工事の3件を発注する方針。
工期は約14か月間を見込む。