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群馬県子持村

コンペで8者指名/統合幼稚園の設計

2005/10/13 群馬建設新聞

 北幼稚園と南幼稚園の統合による新幼稚園の建設を計画している子持村教育委員会学校教育課は、指名型コンペによる設計者の選定について8事務所を指名したことを明らかにした。

 設計条件としては、3歳以上の未就学園児9クラス分の教室や預かり保育室のスペース確保、木材使用によるぬくもりの演出などが勘案されており、また太陽光発電、ビオトープの設置も検討されている。

 今後のスケジュールとしては、提案の締め切りを今月下旬までとし、来月初旬にヒアリングを実施、早ければ上旬にも1事務所を特定する。工事は、渋川市などとの合併後となる18年度に着手し、単年度で完成、19年4月の開園を目指す。

 建設予定地は、同村吹屋地内の社会体育館東側、敷地面積7000㎡を見込み、定員は270人を予定。3~5歳をそれぞれ3クラス計9クラスとする方針。新園舎は平屋建て延べ床面積約1500㎡を想定しているが、構造については今後、詳細を詰めていく。

 北幼稚園は、国道17号浅田入口の信号より北西方向に位置し、昭和51年に建設。敷地面積1300㎡でS造平屋建て延べ床面積580㎡となっており、3~5歳を2クラスずつ計6クラスで構成され、定員は180人。

 一方の南幼稚園は、昭和34年に建設。長尾小の北側にあり、敷地面積は1000㎡。S造2階建て延べ床面積980㎡となっており、こちらも3~5歳をそれぞれ2クラスずつの計6クラス、定員180人となっている。



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