山梨県市町村職員共済組合(高田清一理事長・甲府市蓬沢一丁目一五の三五自治会館内)は、石和温泉郷内で運営する保養所「ホテルやまなみ」の移転新築にともなう建築主体、電気設備、機械設備の三本の一般競争入札を、六日付けで一斉に公告。工事の内容は、RC(一部SRC)造、地下一階、地上六階建て、総延べ床面積四、〇一四㎡の規模となるホテルの建設一式。入札の参加資格は、いずれも県内への本店所在を要件とし、建築主体が山梨県における建築一式の等級「特A」のもの二者、電気設備、機械設備についてはそれぞれ「A」等級の二者で構成する自主結成の特定JVとなる。入札説明書等は、ホテルやまなみ内・新築担当(石和町松本三六一、電話〇五五-二六二-五五二二)で六日から配布を開始。今月二十日までの期間で参加申請書を受け付け、十二月十日(金)に入札執行の予定。工期は十三年二月まで。
同ホテルの移転新築場所は、石和町松本地内に立地する既存のホテルから一〇〇mほど離れたJR石和駅南側サティビル西側五、一五三㎡の敷地。ここに、鉄筋コンクリート(一部鉄骨造)地上六階建て、地下一階、塔屋一階を備えた建物を新たに建設し、老朽化の著しい既存ホテルの機能を移転する計画。新設する建物は、外観を石和の町づくりに配慮した瓦屋根の和風造りを採用。内部は一、二階部分をパブリックスペースとし、各種浴槽に露天風呂、ジャグジーなど備えた大浴場(三五〇㎡)をはじめ、一〇四席(一一六畳)の大、小宴会場、食堂(一七〇㎡)、大会議室(一九七㎡)などを配置する。三~六階の客室フロアには、一〇畳和室を主体に、洋室、身障者用客室など八八名を収容可能な全二六室を完備。また、地下一階と屋上の塔屋のスペースには、機械室、設備等を納め、総延べ面積に四、〇一四㎡を確保する。用地費をのぞく全体事業費には、予算ベースで約二〇億円が見込まれる。
同ホテルは、甲府市をのぞく県内の市町村と一部事務組合で構成する県市町村職員共済組合が、職員やその家族、退職者などを対象とする福祉事業の一環として、設立し運営にあたっているもの。既存の建物は築後三〇年以上経過し、老朽化が著しいことから施設の全面改築を実施する計画となった。同事業では、本体工事と別に庭園整備、室内装飾、家具、厨房機器の設置等の発注も予定されるが、これらの工事は本体工事の進捗状況をみながら順次発注となる模様。
同建築設計業務は(石井建築設計事務所・東京都新宿区、電話〇三-三二六〇-〇四二一が担当)が担当した。
















