小山市は、若木浄水場等更新整備及び維持管理事業の公募型プロポーザルを公告した。若木浄水場の設備機器更新や耐震補強、鶉島浄水場設備修繕、羽川西浄水場処理能力増強、その他施設の維持管理を一括発注するDBO方式(設計・施工・維持管理)を採用。参加表明書は9月24日まで受け付ける。優先交渉権者は2022年1月19日に決定する。
応募者は設計、土木、建築、機械設備、電気設備、維持管理企業(構成企業数の上限設定はなし)。代表企業が統括責任者を配置。構成企業には市内に本社を有す企業を1社以上含める。事業の一部を協力企業に発注する場合、可能な限り地元企業の活用を求める。
応募者は設計・施工JV、維持管理JVを結成。各代表企業1社を選定する。民間の創意工夫を最大限に発揮。設計・施工は30年3月末まで、維持管理期間は22年4月1日から35年3月末まで。見積もり上限価格は128億8111万円(税込み)。
主な資格要件は設計企業が公的機関の浄水場(日量1万立方m以上)の実施設計履行実績。土木、建築、機械設備、電気設備企業は経営事項審査結果の総合評定値(P点)が1050点以上。維持管理企業は公的機関の浄水場2年以上の運転監視履行実績。
地元企業の構成員資格要件は市が認定する合計評定が土木、建築工事各860点以上、機械器具設置、水道施設、電気工事が各770点以上。維持管理企業の構成員は21~22年度の市物品購入等入札参加有資格者名簿の浄水施設運転管理の登録。
総合評価点が最も高い応募者を最優秀提案者、次点者を優秀提案者に選定。応募者が1者のみの場合も所定の手続きで優先交渉権者を決定する。設計・施工費は市が調達し、各年度の出来高払い。アドバイザリー業務はNJS(東京都港区)が担当する。
現地見学会は8月5日に開催。質問の受け付けは8月19日まで、回答は9月9日に公表する。提案書は11月15~19日まで受け付け、プレゼンテーションとヒアリングは12月上旬を予定。詳しくは市水道事業(電話0285-24-7616)へ。