結城市は、来年度に学校給食センターの移転改築工事を実施する計画だ。建設地は、市中央部の第一工業団地内とすることが既に決定している。具体的な工事の時期などは未定だが、工事期間などの関係から来年度の早い時期に着工したい意向を示している。現在、(株)フケタ設計に委託して実施設計をまとめている。納期は、18年3月の予定となっている。
建設予定地は、各小中学校への配送距離や周辺道路の整備状況などを考慮して市中央部の第一工業団地内とすることが決定している。
計画では、センター内の什器の老朽化に加え、狭隘な施設が調理作業への支障をきたしていることから来年度に移転改築工事を行うこととなったもの。
今年度は、予定地での地質調査を実施したほか、基本計画や基本・実施設計の策定などを進めている。
地質調査については今年6月、旭日技研に委託した。建設に際して、現地の地盤を調査し、耐震面でも問題ないとの結果が出ている。
基本及び実施設計は、(株)フケタ設計に委託。現在、実施設計をまとめており、来年3月中の策定を予定している。
新たに改築する給食センターはRC造2階建ての規模で建設され、1階部分には給食の製造を行う調理室や洗浄室などを設ける。そして、2階部分に職員用の休憩室や会議室の整備を進めていく予定となっている。
具体的な着工時期については未定だが、市給食センターでは来年度の早い時期に工事に着手して工事期間を長くとりたい意向を示している。
現在の学校給食センター(結城8522-14)は、昭和47年に建物が完成。翌48年5月から調理業務と各学校への配食を開始している。