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国土交通省荒川上流河川事務所

荒川上流が入間川遊水地の整備事業で囲繞堤など施設検討

2021/08/26 埼玉建設新聞

荒川上流河川事務所は入間川流域の仮称・越辺川遊水地と仮称・都幾川遊水地の整備事業で、周囲堤および囲繞堤(いぎょうてい)など施設整備の検討に着手する。検討業務の受託候補者は建設技術研究所東京本社(さいたま市、℡048-835-3614)に公募型プロポーザル方式で特定した。

 施工スケジュールのほか、影響施設の対策、地内水路および用水・排水水路施設などの検討、さらに概算数量や概算工事費も算出する。契約後の納期は2022年3月31日まで。

 両遊水地は外水、内水の両方に対応するハイブリッド型となり、越辺川遊水地(坂戸市ほか)は容量約500万㌧で、都幾川遊水地(東松山市ほか)が容量約300万㌧の規模を計画している。

 3月に策定された荒川水系流域治水プロジェクトの工程表では、中期(30年ごろ)の整備完了を提示した。

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