塩山、勝沼、大和の3市町村が合併し今日1日発足する甲州市は、同日午前8時から来賓11名を招き、旧塩山市の庁舎前広場で開庁式を執り行う。同市の人口は、10月1日現在で3万7326人。県内では8番目の規模となる。
新市の職員は436人で、本庁舎が143人、地域総合局など出先機関が293人。組織は市長部局が3部16課51担当(地域総合局を含む)。市長部局以外は教育委員会3課8担当、議会事務局、公営企業などを置く。また、「地域自治区」を導入し、旧市町村単位に出先機関となる塩山地域総合局、勝沼地域総合局、大和地域総合局-3総合局を設置。それぞれの局にまちづくり推進課や地域振興局などを置く。果樹農林課などは勝沼庁舎、観光商工課などは大和庁舎に置く分庁方式としている。
職務執行者には、大和村の佐藤繁則村長が就任。甲州市長選は、今月27日の実施が有力視されており、現時点では塩山市の田辺篤市長が初代市長選に立候補することを表明している。