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茨城県水戸市

LAN研究所に委託/森林公園再整備基本構想

2005/11/02 日本工業経済新聞(茨城版)

 水戸市は、森林公園再整備に伴う基本構想策定業務をLAU公共施設研究所に委託した。委託金額は265万円。履行期間は180日間を見込み、主に同地域の活性化に向け観光振興・各種体験・グリーンツーリズムなど交流を創出する事業展開を図る方策を検討する。

 この森林公園は、市の郊外に位置する木葉下町、全隈町、成沢町に整備された自然公園。都市周辺の貴重な里山として多くの市民の憩いの場となっている。

 今回の業務では、公園の資源をより有効に活用するために、同公園が周辺地域の活性化に果たしてきた役割を踏まえつつ、観光振興・自然とふれあう各種体験・グリーンツーリズムなど交流を創出する事業展開の中で、森林公園の整備基本構想の策定を進める。

 対象区域は、森林公園全体となる面積143ha。公園内は、レクレーションゾーンとして森林の利活用を図っている前沢地区・85haと、自然環境保全ゾーンの成沢地区・58haの2地区で構成している。

 市の総合計画の中では、森林公園及び周辺地域が「体験交流拠点」に位置づけられており、これを考慮に入れて策定業務を進める方針だ。

 市ではこのほど、森林公園再整備の基本構想策定業務をLAU公共施設研究所に265万円で委託した。

 策定期間は、180日間を設定。今年度末を目途に基本構想をまとめる見込みだ。



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