全国林材業労働災害防止大会が21日、新潟市内の朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開かれ、全国から関係者およそ120人が集まった。
この大会は1965年に第1回大会が開催され、本年度は第57回目で新潟県での開催は初。あいさつで、主催者の林業・木材製造業労働災害防止協会(会員数9362事業場・団体)の村松二郎会長は、「この大会は林業労働災害を一つでも減らそうと、そのことをお互い確認し合い災害防止への心意気を一つにするために開催している。またこれまで、その趣旨に沿いご努力いただいた方々から代表して表彰を受けていただき、感謝する大会として開いている。この大会で事故が1件でも減らすことに結びつくように」と大会の意義と成果を呼びかけた。
表彰式では労働災害防止や安全衛生活動に積極的に取り組んだ事業場や個人に表彰状が送られた。新潟県内の事業場表彰は優良賞を見晴屋林業、進歩賞は大澤材木がそれぞれ受賞した。
【写真=全国からおよそ120人が参加】