県前橋土木事務所は、基幹農道整備の一環として子持村上白井地内において橋梁の新設工事を計画し、今年度内の上部工発注を目指している。
これは県渋川農村整備センターが所管していた事業だが、県民局設置に伴う道路行政の一元化のため、今年度から県前橋土木事務所の所管となった。
新橋は、橋長51m、幅員6mの単純非合成鈑桁形式。工事は、下部工まで実施しており、今年度に製作架設を発注する。
当初は、製作加工(SMA490)とともに架設工はケーブルエレクションによる107・1t、床版工89・7立方m、橋面工322・3立方mなどを予定していたが、縦断を低くすることや、架設工法などの再検討を行う。このため、発注時期は確定しておらず、今後の動向が注目される。
詳細設計は、日本技研(東京都渋谷区東3-25-11電話03-3409-8511)が手がけた。