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茨城県石岡市

管理棟など12月着工へ/竜神の森キャンプ場整備

2005/11/08 日本工業経済新聞(茨城版)

 石岡市は、平成12年度から進められている竜神の森整備事業について、管理棟建築工事やトイレ棟設置工事を12月から着工する方針を明らかにした。このうち管理棟の建築工事は一般競争入札を今月中に公告するもよう。このほか来年1月ごろから、キャンプ場内の照明等設備工事も始める見通し。これら3件の工事費に3000万円後半代の予算を見込んでいる。

 竜神の森整備事業は、県補助事業の「ふれあいの森整備事業」にのせて、市唯一の丘陵地である竜神山を保全するため、常陸風土記の丘との関連性に留意しながら森林公園として整備を進めているもの。

 遊歩道や管理用道路の整備、森林整備などを終えたほか、今年度に入って炊事施設1棟とバーベキュー施設1棟の建設、給・排水管の布設、浄化施設一式工事を進めている。

 事業の最終年となる今年度は、これから管理棟建築、トイレ棟設置、照明等設備工事の3件を発注予定。

 このうち、管理棟はW造平家建て建築面積153・4㎡を1棟、トイレ棟はW造平家建て建築面積25・92㎡を1棟を建てる。

 このほか、照明等設備工は照明灯13基の取付や電気設備一式工事を行う。

 おおまかなスケジュールとして、管理棟建築の一般競争入札を今月中に公告した後、指名競争でトイレ設置工を発注、来年から照明等の設備工を行う。

 事業全体の設計は(株)トデックが担当した。



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