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県交通安全施設業協会が阿賀町通学路に道路標示とボラード寄贈

2021/12/01 新潟建設新聞

 新潟県交通安全施設業協会(本間誠也会長)は、公益事業「子どもを守ろうプロジェクト」の一環で、阿賀町白崎地内の県道14号新発田津川線に道路標示(グリーンベルト)および車両進入防止車止めボラードの設置工事を施工寄贈した。

 同協会では、安全施設整備および交通事故防止対策の施工を通じて、県民の安全・安心に寄与するため公益事業を続けており、本年度は阿賀町三川支所近くの県道14号で、グリーンベルト設置(路肩カラーリング塗装)L25m、W15㎝、車両進入防止車止めボラード10本を施工した。施工箇所は三川小中学校の通学路となっているが、JR磐越西線の鉄橋部のため、幅員が狭く歩道も途中で途切れている。幅員が狭い中でも国道49号につながるため大型車の通行も多い。

 11月18日には本間会長らが津川地区振興事務所を訪れ、清田仁事務所長に目録を贈呈。本間会長は、「当協会では、公益事業を毎年実施している。全国で子どもが被害にあう交通事故が発生しており、この地区でも交通事故対策の一環として協力できれば」とした。目録を受け取った清田仁事務所長は「県としても通学路の安全確保は、重要な施策である。三川小学校の通学路でありながら、交通量が多く、交通事故の危険性を指摘する声が寄せられており、時期を得たもの。寄贈いただいた施設をしっかり活用し、一層の交通安全対策に努めたい」と感謝した。

 また11月24日には、津川警察署と協力して、三川小学校の児童を対象に、施設の周知と道路横断の安全指導が行われた。

【写真=本間会長(右)が目録を贈呈、グリーンベルトを施工、ボラードを設置】

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