記事

事業者
栃木県

障害者職業センターは地域センター棟に、RC造平屋800平方m、建て替え後は売却へ

2021/12/23 栃木建設新聞

 栃木障害者職業センターは地域センター棟として本部棟南東側の駐車場に整備。建物はRC造平屋建て約800平方m。職業相談や事業評価、職業準備支援、ジョブコーチ支援、リワーク支援など既存センターの機能を移転させるほか、カウンセラーなどの通常業務に使用する事務室、個別相談スペースなども設置する。

 既存の栃木障害者職業センターは県立博物館北側に位置。RC造平屋建て405・2平方m。79年6月の完成で設置から42年が経過。建て替え後の建物は売却する予定となっている。

 機構では13年11月に国のインフラ老朽化対策推進に関する連絡会議でのインフラ長寿命化基本計画を踏まえ、17年3月に機構の基本計画を策定。

 計画に基づき全国実習場を調査。本県の実習場は設置年数を勘案し、建て替えを決めた。今回の事業では、建て替えに併せて共用実習場も改修し、施設全体の機能を見直す。敷地内に施設を集約することで利用者の利便性、効率性を高める。

 環境への配慮として新施設は空調を従来品よりエネルギー効率の高い機器を導入し、壁面には断熱効果を高める断熱材を使用。電気もすべてLED照明とする。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら