記事

事業者
茨城県結城市

結城南で統合校新設/適正配置等検討委が提案

2021/12/21 日本工業経済新聞(茨城版)

 結城市は小中学校再編に動き出す。学校適正配置等検討委員会では将来的に結城南中学校区の小学校5校を集約し、統合校を新設する案が提案されている。また将来像として、小学校は結城小、結城西小、城南小、結城南中学校区の新設校の4校、中学校は結城中、結城南中、結城東中の3校への集約を検討する。検討委員会は2022年1月にも提言書を市に提出し、市は年度内にも適正配置の方針をまとめる。22年度から方針に基づき、適正配置や小中一貫教育の検討を進める考え。

 結城南中学校区には現在、絹川小、上山川小、山川小、江川北小、江川南小があり、単学級となっている。児童数の減少を踏まえ、5校を統合し、結城南中との小中一貫教育に適した位置への小学校新設が検討される。なお5校の児童数は20年12月時点で合計約690人。

 また結城中学校区の適正規模化では、城南小と城西小について、城南小の校地への統合案も挙がる。

 市は児童および生徒のより良い教育環境を整備するため、21年度から適正配置等検討委員会を設置。学校規模の適正化と小中一貫教育の推進を検討し、小規模校の解消、学校間の人数の平準化などを図る。

 22~24年度の実施計画では小中学校適正配置等推進事業の計画策定などに3カ年4億300万円を試算している。

 なお現在の学校数は小学校9校、中学校3校となっている。既存校は学校施設個別施設計画において老朽化した施設の長寿命化に向け、躯体の状況などを見ながら、大規模改修へ取り掛かる方針を掲げている。

 22年度にも小学校9校で空調設備改修を計画しているほか、結城中でLED改修を予定。結城南中は大規模改修に向け、設計をまとめる。

 結城南中の施設概要は、教室棟が1989年築のRC造2階建て、延べ床面積816㎡、技術教室棟が74年築のS造平屋、同518㎡、特別教室棟が73年築のRC造2階建て、同2125㎡、管理棟が73年築のRC造3階建て、同4195㎡。

 また屋内運動場が75年築のRC造2階建て、延べ床面積2108㎡、武道館が78年築のS造平屋、同394㎡となる。


 【写真=結城南中】

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら