横浜市環境創造局は、西部処理区中和田雨水幹線下水道整備工事(泉区和泉中央北二丁目4113番地~和泉中央南一丁目4番)の入札を行い、飛島・奈良・岡田建設共同企業体が12億6、668万6、205円で落札した。
▽全体工事概要=泥濃式シールド切替型推進工(φ1、650㎜、L=835m、最小曲線半径R=15m)、同(φ2、200㎜、L=1、415m、最小曲線半径R=25m)、ボックスカルバート布設工(L=89・4m)、立坑及び特殊人孔築造工3か所、取水管きょ布設工一式。シールド切替型推進工法(デユアルシールド工法)は、推進工法で発進し、急曲線部からシールド工法に切替える施工。
泉区中和田地区(104ha)は、既存水路により雨水排水を行っているが、自然排水区域の雨水整備目標水準を1時間当たり約50㎜に対応した整備に対し、同地区の既存水路は排水能力が不足しており、浸水被害が発生していため、新たに中和田雨水幹線を整備することで、浸水被害の解消を図る。設計は日本設計が担当。