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デンカ 渋川を中核生産拠点に 新たな建屋建設へ

2022/01/07 群馬建設新聞


【渋川】総合化学品会社のデンカ(東京都中央区、今井俊夫代表取締役社長)は、電子材料の中核生産拠点を渋川工場(渋川市中村1135)とするため、敷地内に新たな建屋を建設し生産設備を導入する。稼働開始予定時期は2024年上期。

xEVなどの車載電装機器や、5Gを中心とした通信基地局などで放熱シートの需要が拡大することを見込み、5GやxEV向けの放熱シートの生産能力を現在の約2倍に増強する事を決定。グループ企業である九州プラスチック工業(熊本県玉名市)から渋川工場へ放熱シートの生産を移管し、新規設備を導入することにより生産能力を増加させる。

詳細なスケジュールなどは明らかにしていないものの、新たな建屋の設計は着手済み。受託業者は明らかにしていない。24年上期の稼働開始に向けた工事発注の準備を進めている。

なお、同事業に対する投資金額は約17億円としている。

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