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国土交通省常総国道事務所

圏央道4車線化工事まとめ/手代木橋上部が3月公告

2022/01/19 日本工業経済新聞(茨城版)

 国土交通省常総国道事務所が推進している圏央道の4車線化事業で、1~3月の期間に公告または指名通知となる工事をまとめた。一般競争では、つくば市の手代木橋上部工が2億円から3億円未満の規模で3月に公告となる。公募型指名競争では、千葉県成田市の芝高架橋下部工(その1・その2)や浄向川第二橋下部工、千葉県神崎町および成田市の下総大栄地区改良ほか工事や神崎下総地区改良その1工事について、4月に入札を執行予定。つくば市桜井から土浦市中の環境整備は3月までに執行する。

 【R4圏央道手代木橋上部工事】

 場所は、つくば市手代木地内の国道408号(牛久学園通り線)との交差地点。小野川の西側。現橋の北側に2車線分を増設する。橋長85m、幅員10m、上部形式が鋼2径間連続2主鈑桁橋。概要は工場製作工170t、工場塗装工、架設工、附属物工で、発注規模2億円から3億円未満。約10カ月の工期を想定。4月にも入札する。

 【R4圏央道芝高架橋下部その1工事】

 成田市芝の本線高架橋下部工2基(張出式橋脚)で、基礎はP1が深礎杭(杭径3m、杭長20m、21・5m、4本)、P2が鋼管ソイルセメント杭(杭径12m、杭長28m、9本)。工期約11カ月。発注規模2億円から3億円未満。入札は4月予定。

 【R4圏央道芝高架橋下部その2工事】

 同じく成田市芝の高架橋下部工2基(張出式橋脚)。基礎は鋼管ソイルセメント杭で、P4が杭径12m、杭長29・5m、12本。P7が杭径12m、杭長25・5m、6本。工期約11カ月で、3億円から4億5000万円未満の発注規模。4月にも入札を行う。

 【R4圏央道浄向川第二橋下部工事】

 成田市名木の本線橋下部工2基(逆T式橋台)で、基礎は鋼管杭。A1が杭径0・8m、杭長23・5m、15本。A2が杭径0・8m、杭長25・5m、18本。工期については約11カ月。発注規模は3億円から4億5000万円未満。4月入札予定。

 【R4圏央道下総大栄地区改良他工事】

 場所が神崎町松崎から成田市吉岡。盛土工、擁壁工、立入防止柵工、除草工、応急処理工、工事用道路1式。約12カ月の工期で、発注規模が2億円から3億円未満。入札は4月ごろ。

 【R4圏央道つくば地区外環境整備工事】

 つくば市桜井~土浦市中の区間で、立入防止柵、除草、伐採、応急処理、工事用道路などを施工する。約12カ月の工期を見込む。1億円から2億円未満の発注規模。1~3月に入札する。

 【R4圏央道神崎下総地区改良その1工事】

 神崎町松崎~成田市高で、盛土工、地盤改良工、函渠工を実施する。工期約10カ月。発注規模は2億円から3億円未満。入札を4月に執行予定。


【現在下部工が進められている手代木橋】

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