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長野県山ノ内町

特定JV 31日から募集/2~3者構成、入札はGW後/社会体育館解体

2022/01/19 長野建設新聞

 山ノ内町は、老朽化により閉鎖している社会体育館(平穏2763-1)を解体する。この工事を2~3者で構成する特定JVでの施工とすることを決め、17日に入札参加手続きを告示した。参加申請は1月31日~2月14日まで受け付ける。参加資格は町の入札参加資格中、解体を有し、町内に本社・営業所等が所在すること。JVの代表者は解体841点以上とする。申請締め切り後の予定は、4月に指名業者選定を行い、ゴールデンウィーク後に入札、6月議会で契約承認議案を提出する。工事費は2022年度当初予算で要求する。22~24年度実施計画では、解体工事や跡地利用の基本計画費として2億820万円を試算している。

 社会体育館はRC造地下1階・地上一部3階建て、延べ3812㎡。解体工事に伴う調査・設計業務は県住宅供給公社が担当しており、工事監理業務も同公社へ委託する予定。工期は7カ月。


■跡地一帯7000㎡は公園化

 跡地一帯約7000㎡には23年度に住民憩いの場となる「湯田中温泉公園」の整備を計画。隣接するみろく児童公園、観光名所である世界平和観音・一茶の散歩道などとの接続や、災害時を想定した施設も検討する。

 22年度に解体工事と並行して公園整備の基本計画を策定し、23年度に工事を行うスケジュール。実施計画では23年度に整備費として1億円を試算している。

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