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新潟土木3団体が新年度予算で知事要望

2022/01/25 新潟建設新聞

 新潟県道路整備協会(会長=関口芳史十日町市長)、新潟県河川協会(会長=入村明妙高市長)、新潟県治水砂防協会(会長=小林則幸出雲崎町長)の新潟県土木3団体は20日、花角英世知事に対し、防災・減災対策の推進に2022年度予算編成で公共事業予算の確保を求める要望を行った。

 各団体からは関口会長が、雪や災害の未然防止、地域社会の実現に必要な道路整備、老朽化対策、通学路の交通安全対策などで「新年度予算での確保を」と求めた。

 河川関係では入村会長が「県民の命を守る観点から特段の配慮をお願いする」とし、被害を未然に防止する事前防災対策の計画的な推進に河川改修、ダム事業の予算確保と適切な維持管理、更新費の確保などを要望。

 砂防関係では、砂防、地すべり、雪崩対策予算の確保を求め、小林会長は「防災関係の予算が少なければ、それ以上の災害額に見舞われることもある」とした。

 また3団体の共通要望として安心・安全につながる県単公共事業費と投資効果の発揮、災害の未然防止、老朽化対策に適正な維持管理への予算の確保を盛り込んでいる。

 要望を受けた花角知事は「これから予算の編成作業が最盛期を迎える。最大限、防災減災、事前防災に確実に反映できるように考えたい。必要な予算を組めるよう努力する」と応じた。

【写真=花角知事(左から2番目)に要望書提出】

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