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新潟県弥彦村

新図書館建設工事、4~5月に公告を予定

2022/02/01 新潟建設新聞

 図書館の新設を目指す弥彦村は、工事の発注時期について4月から5月初めごろを計画し、準備を進めている。建築と設備工事の一括発注で、制限付き一般競争入を予定する。年度内に実施設計をまとめたい考えだ。

総事業費は3億円を見込み、本年度当初予算に事業費1億円を計上。さらに3月補正予算で債務負担行為を設定、もしくは新年度の補正とする見通しだ。オープンは2023年5月ごろとなりそうだ。

 子どもから高齢者まで幅広い世代に愛される図書館を目指し、町民ギャラリーや自習室、カフェ、屋外テラスを設ける。村民の意見を反映させるため、昨年10月から建設検討委員会、さらに分科会を開催してきた。この結果、新たに1階部分に子どもが遊べるスペース、2階部分には工作室などを整備する。現在これらを基本設計に盛り込んでいる。

 新図書館の延べ床面積は900㎡程度。整備地は矢作402地内で、役場庁舎に隣接する車庫棟2階を改修し、中庭350㎡ほどを合わせて活用する。車庫棟は1992年の建設、RC造2階建て、延べ床面積約500㎡。中庭は、先ごろ木の伐採を完了している。

 設計は堤建築設計事務所・波多野純建築設計室JVに委託した。

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