総務省がまとめた2021年の労働力調査(基本集計)の平均結果によると、就業者数は6667万人で前年に比べて9万人の減少となり、2年連続で減少した。男性が22万人減少したのに対して、女性は12万人増加している。産業別では、建設業の就業者数は482万人で前年比10万人の減、うち雇用者は393万人で同比9万人の減少だった。建設業の就業者数は16年度に500万人を割り込み、18年度には503万人まで回復したものの再び減少に転じ、3年連続で500万人を下回った。
なお、21年平均の完全失業率は2・8%で前年と同率、完全失業者数は193万人で前年から2万人増加し、2年連続の増加となっている。