津南町(桑原悠町長)の新年度事業概要と当初予算案が4日に明らかになった。新規事業としてまちなかオープンスペースの整備に5197万円、防災行政無線操作卓の設備改修に4950万円を盛り込み、一般会計は総額70億円(対前年度比1・24%減)とする。
新規のまちなかオープンスペース整備事業では、町中心部の大割野商店街にある空き店舗を活用した町外事業者へのテレワーク誘致や町内外の訪問者が交流できる場所の整備に向け、設計費・工事費・備品購入費に5197万円を計上。
防災行政無線操作卓改修事業には4950万円を盛り、耐用年数が経過した備を改修し、情報伝達機能強化を図る。
土木費は町道改良舗装・修繕事業に1億4750万円などを計上し、8365万円増額の7億2181万5000円を盛り込んだ。
旧中津小学校を文化財活用施設へ改修する埋蔵文化財活用拠点施設整備事業には8160万円を充て建屋改修を進める。
スキー場施設改修事業では5247万円を充当し、大会で使用するマウンテンパーク津南第3リフト設備を更新。
情報通信環境整備事業には4100万円を充て、農地に情報通信環境を整備する。