総合都市開発のアパグループ(元谷外志雄代表)は8日、新潟市中央区万代5丁目にアパホテル&リゾート新潟駅前大通を開業した。客室1001室を備え、建設中のマンションとの一体開発として東日本最大級の規模となる。同日には元谷代表や中原八一新潟市長など200人が出席した開業披露式典が執り行われ、関係者によるテープカットにより新潟市中心部の新たなランドマークの誕生を祝った。
ホテルはS造19階建て、建築面積1731・21㎡、延べ床面積2万2746・28㎡、1001室の客室を備え、大浴場・露天風呂、ジムのほか、2階の屋外プールはミツカンとコラボレーションした「味ぽんプール」として夏季時期オープンを予定する。
開業式典で、元谷代表は「コロナ禍でホテル事業は厳しい状況にあるが、一過性の需要の有無にとらわれることなく、長期スパンで考えれば、このタイミングでのホテルの開業はのちに評価される。選ばれるホテルとして魅力的な施設であり、立地においても駅前から一直線で宿泊だけでなく、日常の憩いの場として地域経済にも貢献できる」と語った。
また隣ではザ・プレミア新潟駅万代としてRC造地上19階、地下1階建て、建築面積1812・53㎡、延べ床面積2万1705・87㎡、212戸を備える共同住宅の建設が進んでいる。
いずれも施工は熊谷組・加賀田組・植木組JV、デザイン監修を辻本デザイン事務所、設計・監理は日企設計が担当。
【写真=関係者らがテープカット、客室は1001室、味ぽんプール】