東松山県土整備事務所は、都幾川「河川等改良復旧工事(左岸A-1工区)」の入札公告時期を再調整する。年度内公告の余地はまだあるが、契約締結自体は来年度にずれ込む可能性が高まっている。2019年東日本台風で一部破堤した都幾川を改良・復旧する事業の最初の排水樋管整備であり、発注者は慎重に検討している。
整備予定の排水樋管計4カ所のうち、1カ所の樋管工と周辺築堤を施工するのが左岸A-1工区(東松山市下唐子地内、稲荷橋東側)。
設計に時間を要している。年度当初の見通しでは昨年9月公告を想定。その後、22年2月公告・同3月契約に見直したが、再度変更の可能性が出ている。
同工事は東日本台風後、国・県・市町の連携で事業着手した「入間川流域緊急治水対策プロジェクト」の一環。