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県が埼スタ大型映像装置更新、工期3年

2022/02/17 埼玉建設新聞

 県都市整備部は、埼玉スタジアム2〇〇2(さいたま市緑区美園2-1)のメインピッチで古くなった各種映像装置を更新する。大型映像装置など対象機器類の製作・据え付け期間に計3年を充てる方針を固めた。2022年度に最初の工事を発注する。

 更新するのはメインピッチ南北に1基ずつ置かれた大型映像装置のほか、スタンド側の同ピッチ東西に1カ所ずつにある帯状映像装置、さらに南広場映像装置1基。22年度予算案の「県営公園整備推進」費73億3196万6000円の一部を初弾の工事発注費に充てる。

 機器設置の工程はサッカーJリーグの試合日程などとも調整し、複数回に分ける見込み。特注する各映像装置の大きさ自体は現行と大きく変わらない。画質は高まる方向。まずは各映像装置の中枢となる映像送出装置から更新するとみられる。3カ年での更新完了を目指す。

 現行の大型映像装置の外形寸法は縦11・5m、横26m。スクリーンの面積が縦10・2m、横23・5m。帯状映像装置は縦1m、横192m、南広場映像装置(スクリーン部分)が縦2・2m、横3・8mの大きさとなっている。

 計画は公園スタジアム課、工事発注は設備課が担当。設計業務を金子設計(狭山市、電話04-2956-1731)に本年度委託している。

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