市民病院の集中治療室増改築工事を計画している伊勢崎市は、このほど設計を1社随契により、久米設計(東京都江東区潮見2-1-22電話03-5632-7811)に委託した。工事発注については18年5月の連休明け頃を予定しており、発注方法等についての詳細は、16日に関係者が集まり素案を作成し、検討する方針。9月補正予算に設計費1500万円を計上しているほか、18年度までの債務負担行為として事業費2億9560万円を設定した。
同事業は、既存施設内に集中治療を行う病室が4床整備されているものの、高度な医療に対応する設備を備えた施設を備え、さらなる充実を図るもの。計画では、今年度からの2か年事業として計画されており、市民病院内に集中治療室8床を増築する。工事概要は、既存の集中治療室を改修し本館東側へ増築するもので、本館内部の改修工事では、2階部分を事務スペース(104・5㎡)、3階部分を個室の病室2床(114・75㎡)に整備する。増築工事では、規模がRC造3階建て、床面積603・75㎡を増築する。
内部は1階部分がピロティ(178・25㎡)、2階部分が事務スペース(212・75㎡)、3階部分に6床の集中治療室(212・75㎡)を設置する予定。