見附市は、新年度当初予算案に子どもの居場所(屋内施設)整備事業費2億2044万円を盛り込んだ。設計の策定が遅れているため、工事発注は当初計画の4月から後ろ倒しとなる見通し。工期は半年程度を見込む。
同事業は、主に小学校高学年の児童など20~30人が利用できる施設を整備するもの。学校町地内の旧TSUTAYA見附店をリノベーションし、雨や雪の日でも体を動かして遊んだり、工作や読書など自由に過ごせる子どもの居場所とする。
旧店舗は、S造2階建て、延べ床面積1014・48㎡(1階563・54㎡、2階450・96㎡)、高さが9・36m。
施設機能として、運動ができるスペース(150~200㎡)、ものづくりができるスペース(50~120㎡)、多目的スペース(50~120㎡)のほか、男女トイレ、更衣室、個室(6畳程度)、受付・事務室などを想定。玄関前の建物前面駐車場には消雪パイプを設置する。
設計は、プラスニューオフィス(東京都)が担当している。
【写真=旧TSUTAYA見附店】