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群馬県伊勢崎市

伊勢崎市のいせさき聖苑空調改修が第3工区へ

2022/03/04 群馬建設新聞

伊勢崎市はいせさき聖苑(波志江町3553)の空調改修事業で、2022年度は炉まわりなどの第3工区を発注する。当初予算案には工事費1億3288万円を計上している。これから直営で設計をまとめ、5~6月に条件付き一般競争入札で工事発注する見通し。

同施設は1987年に建設したSRC造2階建て、延べ床面積4050㎡。冷温水発生機やダンパー、送風機、配管関連などが老朽化しており、これらの設備を更新する。併せて、待合室へのルームエアコン新設が盛り込まれている。機器の改修工事は2020年度に第1期工区をスタート。第4工区まで計画されており、22年度は第3工区に取り組むこととなる。

第3工区は炉周りや、炉前ホール、2階控室などを施工対象とする考えで準備を進めている。庁内で施工する機器を精査し、直営で設計をまとめる。既設の空調機器はいずれも業務用で、天井に埋め込まれたものがメインとなる。

20~21年度の工事は管A等級を対象とする総合評価落札方式の一般競争入札で発注している。予定価格は第1工区=9260万円、第2工区=1億1740万円だった。いずれも三和水工(伊勢崎市)が施工を担当。22年度も同様の方式で、工事発注を行うことになりそう。

23年度にも事務室など第4工区を実施して、施設全体の空調更新は完了する。なお、個別施設計画によると、25年度以降に屋上防水工事が計画されている。

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