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埼玉県飯能県土整備事務所

飯能県土、有間ダム上流の貯砂堰堤を月内公告

2022/03/07 埼玉建設新聞

 飯能県土整備事務所は、県営有馬ダム(飯能市下名栗)上流に新規整備する貯砂堰堤の本体工事を月内にも入札公告する。本堤部と副堤部の2工事に分けて発注する計画で、いずれも今月下旬に一般競争入札を公告する可能性がある。土木?級の発注等級が見込まれる。

 有馬ダムのダム湖(名栗湖)上流部が建設地。重力式のコンクリートダムとして幅55m、高さ16m、厚さ2・5~11mの堤体規模を想定する。ダム湖寄りに副堤部、より上流側に本堤部をそれぞれ築造する。

 出水期を活用した工程を組むことで、通常2カ年は要する工期を1カ年に圧縮する。予定工期は23年3月まで。工事費は2月補正予算で措置され、発注手続きの年度内開始、来年度施工に向けた最終調整が進んでいる。

 詳細設計は日本インシーク埼玉支店(さいたま市、電話048-658-7373)が担当した。工事用道路などの準備工事は興和建設が請け負っている。

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