榛東村(真塩卓村長)は14日、2022年度当初予算を示した。道路新設改良は工事費で1億5149万3000円を計上。学校関連の整備費は9291万円とし、北小の体育館空調改修などに取り組む。複合施設整備は設備設計などで5506万円を盛った。
一般会計の総額は、21年度から2億2350万円増加し、62億6240万円となった。普通建設事業費も1366万2000円増加で、5億1294万1000円(構成比8・2%)。
道路新設改良工事費1億5149万3000円では、特定防衛施設周辺整備交付金事業に1億2248万円を充て堂塚9号線の整備に取り組む。このほか、萱場1号線歩道改修測量設計で570万円を計上している。
橋梁維持事業については6141万9000円を計上している。内訳は工事費2326万4000円、設計など委託料2646万9000円などとなる。十日市地区農道整備を計画する小規模農村整備事業は1974万円を確保した。
21年度に設計を進めた北小は、工事費5861万9000円を計上。体育館空調設備および照明の改修工事を実施する。加えて、オイルタンク設置工事を盛り込んだ。中学校整備では、特別支援学級の増設や防水修繕工事に向けて、工事費1500万4000円を確保している。
中央公民館と学校給食センターを統合した上で新設する複合施設については、5506万円を計上した。備品設計と実施設計の単価入替えを行う。このほか、コミセン改修工事実施設計1566万円や、テニスコート維持修繕工事442万2000円などを盛り込んでいる。