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建設業への就職に意欲/北陸建設アカデミー建設土木多目的コース修了式

2022/03/18 新潟建設新聞

北陸建設アカデミー(小野貴史代表理事、胎内市黒川)は14日、本年度3回目となる「建設土木多目的コース」の修了式を同校で開いた。8人の訓練生のほか理事、講師が参加して訓練生に一人ずつ修了証が手渡された。

小野代表理事は「皆さんは全員が全資格を取得され、大変優秀な成績で修了された。建設産業は皆さんのような方を熱望している。自信と公に尽くす思いで仕事に就いていただければこれ以上の喜びはない。このアカデミーで学んだことを契機に、これから充実した人生を送ってほしい」と今後の活躍に期待した。

講師を代表して左官実習を担当した磯部昭利氏は「現場は4週8休から週休2日に変わってきている。建設業界に進んで盛り上げてほしい」と呼び掛けると、中山智之ディレクターは「入校から1カ月間、皆さん真剣に一生懸命受講され、全ての技能講習と特別教育を1人もかけることなく修了された」と全員の修了を喜んだ。

修了証を手渡された後、訓練生は一人ずつ、入校からこれまでの1カ月を振り返った感想を発表した。前職がホテルマンだった内山和之さんは「最初は不安だったが、講師の優しい指導と皆さまの支えで本日を迎えられた。今後は建設業に携わり、この御恩を返していきたい」と述べると、横田孝雄さんも「ここに来るまで建設業がどういうものか、何をするのか全く分からなかったが、ここへ来て学ぶうちに少しずつ分かってきた。建設業に勤めてスキルを磨いていこうと強い意志を固めることができた」と述べるなど、多くの訓練生は建設業への就職に前向きな姿勢を示した。別の訓練生からは「どこかの現場で会ったら声を掛けてください」と、建設現場で働く自分の姿を思い浮かべていた。

【写真=8人の訓練生が修了した】

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